現在日本では年間37万人以上ががんで亡くなり、死亡原因の第1位です。
国民の2人に1人ががんにかかり、4人に1人ががんで亡くなっています。
がん検診を受けることで、がんによる死亡を減らすことができます。
がん検診、忘れずに受けていますか?🤔
適切ながん検診を選ぶ
がん検診は無症状のうちにがんを早期発見・早期治療し、がんによる死亡を防ぐために重要です。
しかし、検診には利益だけでなく、不利益もあるため、適切な検診を選ぶことが大切です。
検診の種類
日本のがん検診は、市区町村が実施する住民検診、事業者や保険者が実施する職域検診、個人が任意に受ける任意検診に分かれます。
定期健康診断や特定健康診査にはがん検診は含まれていません。
「定期健康診断」と「特定健康診査」を受けただけでは「がん検診」を受けたことになりませんので、ご注意ください!
検診の利益と不利益
がん検診の主な利益は、がんによる死亡を防ぐこと、早期発見により軽度の治療ですむこと、
「異常なし」と診断されることで安心感を得ることができる、ということがあげられます。
一方、不利益としては実際にがんがあるのに精密検査が不要と判定される偽陰性、実際にがんがないのに精密検査が必要と判定される偽陽性、命に別状のないがんへ不要な治療を行うことにより様々な負担がかかる過剰診断、検診や精密検査での医療行為による合併上である偶発症のリスクがあります。
検診の推奨
国は科学的根拠に基づき、がん死亡を減らす効果が確実で、利益が不利益を上回る検診を推奨しています。
以下の推奨検診を適切な間隔で受診することが重要です。

※1当分の間、胃部X線検査については40歳以上、1年に1回の実施も可とされています。
※2肺・乳がん検診の問診では必ずしも医師が対面で聴取する必要はなく、自記式の質問用紙に記入することで問診の代わりとしてよいことになっています。
※3喀痰細胞診の対象は、50歳以上で、喫煙指数(1日本数×年数)が600以上の方のみです。
出典:厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」 厚生労働省「職域におけるがん検診に関するマニュアル」
検診の注意点
がん検診は1回だけではなく、定期的に受け続けることが大事です。
また、検診結果が「要精密検査」となった場合は、必ず精密検査を受けましょう。
がん検診の流れ
検診の流れは以下の通りです。
問診と診察
体質や症状を詳しく確認し、生活習慣や過去の病歴などを調査します。
一次検診
健康な人とがんの可能性がある人を見極めてふるいわけます。
結果によって「がんの疑いなし(精密検査不要)」か「がんの疑いあり(要精密検査)」と判定され、適切な対応が行われます。
精密検査でがんが発見された場合は主治医と相談し、治療を行います。発見されなかった場合も、定期的ながん検診を受けてください。
精密検査
一次検診で疑いがある人を対象に、画像検査や病理検査などを行い、がんの確定診断や治療に進みます。
気になる症状がある場合には、検診を待たずに医療機関を受診しましょう
以下のような自覚症状がある方は、がんの可能性があります!
がん検診ではなく、医療機関を受診して、診断のための適切な検査を受けてください。
- 胃の痛みや不快感、食欲不振、食事がつかえる
- 血便が出る、腹痛、便の形状や排便の回数の変化
- 血痰が出る、長引く咳、胸の痛み、声のかれ、息切れ
- 乳房にしこりやひきつれがある、乳首から血性の液が出る、乳首の湿疹やただれ
- 月経(生理)以外に出血がある、閉経したのに出血がある、月経が不規則
このように、がん検診はがんによる死亡を防ぐためにとても重要です。
適切な検診を選び、定期的に受診して健康的な人生を目指しましょう。
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