5月に新型コロナウイルスの5類移行を迎えたものの、気温の上昇とともにマスクの着用率が下がり始め、感染報告や入院者数に緩やかな増加の兆しが見え始めています。
夏の暑さが本格化する中、新型コロナウイルスと熱中症両方に備えるためのポイントについて今回は解説します。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況
厚生労働省の発表によると、令和5年第30週(2023年7月24日から2023年7月30日まで)の新型コロナウイルスの新規感染者報告数は全国で78,502件となり、定点当たりの平均報告数は15.91件でした。
都道府県別の報告数を見ると、福岡県が4,284件、東京都が4,613件、大阪府が4,399件となっており、大都市を中心に感染が特に多く報告されています。
過去5週間の新規感染者報告数の推移を見ると、第26週は7.24件、第27週は9.14件、第28週は11.04件、第29週は13.91件、第30週は15.91件と、週ごとに増加していることが確認できます。
特に最近の2週間での増加率が高く、感染が拡大していることがわかります。
気温上昇にともないマスクを着用する人が減ったこと、また5類移行による制限の緩和により、人々の行動が活発になり、感染拡大していることが考えられます。
また入院数も同じように増加していっている様です。
週当たり新規入院患者数推移

出典:医療機関等情報支援システム(G-MIS)
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症予防のポイント
夏の熱中症予防を踏まえた新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための基本的な対策について、厚生労働省が公開しています。
以下にポイントをまとめているため、ぜひチェックしてみてください。
マスクの着用
マスクは飛沫の拡散を防ぐ効果がありますが、マスク内に熱がこもりやすく、高温多湿の環境では熱中症のリスクが高まります。
屋外での活動や運動時には、近距離での会話をする場合を除き、マスクを外すことが推奨されています。
屋内でも、エアコンや扇風機を使用して暑さを避けながら、感染症対策を行うことが重要です。
特に運動時には、マスクを必ず外すようにしましょう!
エアコンの使用
エアコンは熱中症予防に有効ですが、エアコン稼働中は換気を行う機会が減るため、意識的に窓を開けたり換気扇を使用して定期的に空気を入れ替えることが必要です。
換気により室内温度が上がる場合は、エアコンの温度設定を適切に調整することが推奨されています。
涼しい場所への移動
ふらつきやめまい、頭痛など体調に異変を感じた場合は、速やかに涼しい場所に移動しましょう。
暑い時間帯の外出はできれば避け、外出の際は日傘や帽子を使用し、涼しい服装を心がけることで熱中症のリスクを軽減できます。
水分補給
夏は汗をかきやすく、脱水症状に陥る可能性が高くなります。のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分を摂取しましょう。
1日あたり約1.2リットルの水分を摂取することが推奨されています。
特に汗を多くかいた場合は、水分だけではなく、塩分も摂取することが必要です。
日常の健康管理
毎朝の体温測定や健康チェックを行い、日々の体調管理を行うことが重要です。
体調が悪いと感じた場合は、無理をせず休養をとるようにしましょう。
まとめ
新型コロナウイルスは5類へと移行したものの、近頃は感染者数が増加しています。
過去の状況などを踏まえると、夏の間 感染者が増え続け、医療提供体制への負荷が大きくなる可能性がある見通しとのことです。
感染症対策としてマスクを着用することは有効ですが、夏の時期のマスク着用は熱中症のリスクも伴うため、熱中症対策もあわせて行うようにしましょう。
暑さにも、ウイルスにも負けないように日々の健康管理も意識していきましょう。
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