環境省は、2025年4月23日から「熱中症警戒アラート」および「熱中症特別警戒アラート」の提供を開始しました。全国的な猛暑への備えとして、正確で迅速な情報提供がますます重要になってきています。
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートとは
熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)が基準値に達する場合に発表されます。
熱中症警戒アラート:日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合
熱中症特別警戒アラート:日最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合
暑さの危険度を“見える化”する「暑さ指数(WBGT)」
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)とは、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なり、人体の熱収支に与える影響の大きい
①湿度
②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境
③気温
の3つを取り入れた指標です。
暑さ指数は日常生活や運動に関する指針としても活用されています。
出典:環境省熱中症予防対策サイト
熱中症警戒アラートの活用を
「熱中症警戒アラート」は、気温上昇などにより熱中症リスクが高まると予想された地域で発表されます。
更新は1日3回(朝7時、午後2時、夕方5時)行われており、当日や翌日の行動計画の参考にすることで、熱中症予防に役立てることができます。
アラート発表時にすべき熱中症対策

出典:環境省熱中症予防対策サイト
熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートが発表されたときには、普段以上に熱中症対策を徹底することが大切です。
・エアコンを使用するなど、室内などの涼しい環境で過ごす
・こまめな休憩や水分・塩分補給を行う
・身近な場所での暑さ指数を確認した上で、涼しい環境以外では原則運動は行わないようにする
・高齢者や乳幼児、体調の悪い人など、熱中症にかかりやすい人は、積極的に対策を実施し、周囲の方も声掛けを実施する
通知サービスの活用
アラート情報はメールやLINEで受け取ることができます。
①「熱中症警戒アラート等メール配信サービス」
対象エリアの情報を自動的に通知するサービスです。
特別警戒アラートが全国のどこかで発表された場合も即座に通知が届くようになっています。

出所:環境省熱中症予防対策サイト
②「熱中症予防情報メール」
全国約840地点から最大5か所を選び、通知する暑さ指数を5段階で設定できるサービスです。
お住まいの地域や旅行先などを登録しておくことで、事前の熱中症予防や対策が可能です。
メールの場合は事前に登録が必要ですが、LINEを利用している方は、環境省の公式アカウントを「友だち追加」することで、
熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートの発表や暑さ指数の情報の受信が可能です。
情報を味方に、熱中症から命を守ろう
この夏も猛暑が予想されています。
熱中症は、適切な知識と行動で防げるものです。
暑さ指数やアラート情報をチェックしたり、通知サービスを活用することで、熱中症を予防しましょう。
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