皆さんは風しんという病気についてご存じですか?
成人して発症すると重症化したり、妊婦さんがかかると生まれてくる子どもが障害をもってしまうこともある怖い病気です。
昭和37年(1962年)4月2日~昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性の方は、風しんの抗体検査と予防接種を原則無料で受けられる可能性があります。
期限は今年度中となってますので、この機会に確認してみてはいかがでしょうか。
風しんについての概要
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる感染症で、飛沫感染によって人から人へと感染します。特に成人が発症すると、高熱や発疹が続き、関節痛や脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症を起こすことがあります。妊娠20週までの妊婦が感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれるリスクが高まるため、注意が必要です。
麻しん(はしか)と風しん(三日はしか)の症状はよく似ていますが、原因となるウイルスが異なりますので、全く別の病気と考えてください。
「麻しんの罹患や予防接種が済んでいるから風しんは大丈夫」「風しんの罹患や予防接種が済んでいるから麻しんは大丈夫」とはなりません!
風しんの症状と感染リスク
風しんは発熱や全身の赤い発しん、リンパ節の腫れが主な症状で、大人では高熱や関節痛が伴うことがあります。一部の感染者は無症状で、自覚なく他者に感染させることもあります。症状は多くの場合1週間で収まりますが、脳炎を引き起こすこともあります。
発生状況
過去には5年ごとの周期で流行が見られましたが、平成23年(2011年)以降は海外からの輸入症例が増加し、平成25年(2013年)には累計14,344例が報告されました。平成30年(2018年)には関東地方での流行が再び増加しており、厚生労働省は感染予防対策の強化を進めています。
予防接種と対策
風しんの予防には予防接種が最も有効で、2回の接種で95%以上の人が免疫を獲得できます。特に妊娠を希望する女性やその家族には積極的な接種が推奨されており、自治体では抗体検査や予防接種の助成も行っています。妊娠中は接種ができないため、妊婦とその周囲の人は風しんにかからないよう注意が必要です。
妊婦への影響
妊婦が風しんに感染すると、先天性風しん症候群で生まれるリスクがあり、特に妊娠初期に感染するとその確率が高くなります。症状が出なくても感染の可能性があるため、十分気をつける必要があります。
予防と注意点
風しんの感染力はインフルエンザより強く、一度かかったことがある、または予防接種を受けた記憶があっても抗体が不十分な場合があります。特に1990年以前に生まれた世代は抗体が低下している可能性が高く、2回目の接種が推奨されています。予防接種による社会全体での風しん予防が重要です。
風しんの追加的対策について
対象者と目的
昭和37年(1962年)4月2日~昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性を対象に、風しんの抗体検査と予防接種が原則無料で実施されています。この世代は公的な予防接種を受けていないため、風しん感染のリスクがあります。抗体保有率を高めることで、風しんの流行を防止し、家族や次世代の子どもを守ることが目的です。
クーポン券の利用方法
市区町村からクーポン券が配布され、2024年度まで使用できます。クーポン券を持参し、健康診断や指定医療機関で抗体検査を受け、必要に応じて予防接種を受けましょう。
検査と予防接種の手順
①クーポン券が届いたら開封し、内容を確認。
②無料で抗体検査を受け、結果が出たら確認。
③免疫がなければ予防接種を受ける。
詳細はお住まいの市区町村にお問い合わせください。
自分は大丈夫かな?と思ったら、ぜひ検査をしてみましょう。
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