ずっと同じ保険に入り続けていると、良いこともありますが損をすることもあります。
実は保障（補償）が足りていなかったり、多すぎたりすることがあるのです。
しかし、定期的に保険の見直しを行うことで、無駄のない保険に入ることができます。
今回は、保険の見直しの注意点をライフステージも交えてご紹介します。
ご自身のライフプランに合わせて、保険について考えてみましょう。
保険とライフステージ
保険というのは１つの保険にずっと入っていると安心！というものではありません。
個々のライフステージによって、その都度必要な保険は変わっていきます。
就職した新社会人
病気やけがの備えは必要ですが、医療費の自己負担はそれほど多くはありません。
結婚
配偶者が専業主婦（夫）か共働きかなどの違いはありますが、生活費はそれほど多くはありません。
子ども
必要な金額はぐっと大きくなります。教育費や生活費を考えると、子供一人当たり3,000万円くらいの備えが必要です。
住宅の購入
住宅ローンの利用や団体信用生命保険の加入が必要になります。
団体信用生命保険は死亡保険なので、死亡保障の整理のタイミングになります。
中年期
子どもが親元を離れると大きな保障は必要なくなってきます。
保険料を貯蓄に回すことも大切です。
老後
老後資金と介護が重要視されます。
貯蓄や介護保険なども利用して対応する必要があります。
損をしない保険見直しの注意点
● 無駄な保険料となる不要な保険がないか定期的な確認が大切です。
● 今まで予定利率がよかった保険商品が、乗り換えによって低くなってしまうことも。
●同じ保険会社であれば、現在継続中の契約を解約することなくその契約の転換価格（責任準備金や配当金など）を新しい契約の保険料の一部に充当して保障内容の見直しを行うことができますが、新規契約扱いとなりますので元の契約は消滅します。
※転換部分についての特別配当の権利は引き継がれます
情報収集をして自分の判断でしっかり選ぶことが大切です！
まとめ
保険に入る際、ずっと同じ保険に入り続けるのは必ずしも最適ではありません。
ライフステージや状況に応じて必要な保険は変わるため、定期的な見直しが重要です。
就職、結婚、出産…といったライフイベントを迎えるたび、保険の見直しを検討してみてください。
また、保険の見直しを行う際には、無駄な保険料を支払うことを避けるため、保険のメリットデメリットや、保険商品の乗り換えに関する情報などをしっかりと収集し、自分の判断で選んでいきましょう。
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