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医療費について🏥

医療費は70代後半から80代前半がピーク

歳を重ねるにつれて医療費は膨らみ、60代から急増、70代後半から80代前半がピークとなっています。

年齢別平均医療費(男女計)

出典:厚生労働省「医療保険に関する基礎資料(令和2年度(2020年度) 生涯医療費)」

令和元年度(2020年度)の年齢階級別一人当たり国民医療費をもとに、令和2年(2020年)簡易生命表による定常人口を適用して推計したものです。

入院時の自己負担額は平均19万8,000円

入院時の1日当たりの自己負担額は平均2万7,00円

● 過去5年間に入院し、自己負担額を支払った人をベースに集計。
● 高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。
● 治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品費などを含む

出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和4年度(2022年度)

高額療養費制度は、医療機関や薬局の窓口で支払った金額が、1カ月で一定額を超えた場合に、その超えた金額が支給される制度です。

※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません

費用の例

男性70歳未満(高額療養費の所得区分:年収約370万~約770万円)
1ヶ月に100万円の医療費を、窓口負担(3割)で30万円支払った。

出典:厚生労働省保険局「高額療養費制度を利用される皆さまへ」(2023年12月現在)

21万2,570円が高額療養費として支給され、実際の自己負担額は8万7,430円となります。

上記のように、健康保険が適用される治療の場合、1カ月当たりの医療費の自己負担額には上限があります。
その上限は、年齢や年収によって異なりますが、1カ月当たり10万円前後が自己負担の目安と考えておくといいでしょう。

先進医療の技術料は全額自己負担です。

先進医療技術は、未だ保険診療の対象に至らない先進的な医療技術等を、一定の基準を満たす医療機関に認めたものです。
その内容は、技術の進歩に応じて時とともに変化しており、今まで救われなかった患者が、この先進医療技術によって救われる可能性もあります。

ただし、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の公的医療保険の適用です。

費用の例

男性70歳未満(高額療養費の所得区分:年収約370万~約770万円)
1カ月の総医療費が180万円、うち先進医療の技術料が80万円の場合

出典:厚生労働省「先進医療の概要について」をもとに作成

上記の場合、最終的な患者の自己負担額は?
先進医療の技術料80万円+8万7,430円=88万7,430円

先進医療技術の内容は、厚生労働省によって随時改定されています。
最近よく耳にする陽子線治療や重粒子線治療は、がんの治療などで注目されており、病院によって300万円ほどかかる高額治療の代表例です。

公開日または最終更新日:2023年12月21日 ※過去の公開記事につきましては、掲載データなどが古い可能性があります。