1 かかりつけ医をもつ
調子がおかしいなと思ったら、かかりつけ医を受診しましょう。
日ごろからかかりつけ医を受診していると、 病歴はもちろん、家族歴、体質や遺伝、生活習慣まで把握してもらえるので、いざというときに、より適切な判断・診察が受けられます。
いきなり専門医を受診すると自己負担がかさむほか、 診察・治療等にも重複が生じて効率が悪くなります。
2 ハシゴ受診はしない
ひとつの病気で、次から次へと医療機関にかかることを俗に「ハシゴ受診」といいます。
かかった医療機関の数だけ診察や検査、投薬等が繰り返され、医療費のムダづかいとなるかもしれません。
検査や投薬の重複も懸念されます。検査結果や診療情報を持って別の医師の意見を聞くセカンドオピニオンとはまったく違う、 間違った受診行為です。
3 業務上や通勤途中の病気やケガは労災保険で
業務上による病気やケガ、通勤途中のケガ等は労災保険で給付を受けることになります。
医療機関にかかるときは、その旨を必ず伝えるようにしましょう。
4 年に一度は健康診断を受ける
一番の医療費節約方法は「病気を予防する」ことです。
定期的に健康診断を受けることで、病気を早期発見、早期治療することができます。
また、健康に対する意識を高め、生活習慣を見直すいいきっかけになります。
特に40歳~74歳の公的医療保険加入者は、「特定健診・特定保健指導」が勤務先や地域で毎年実施されていますので、必ず受けるようにしましょう。