①普及啓発・理解促進
消費者の皆さまに損害保険を理解いただくための取組みとして、損保協会ホームページや講師派遣活動などを通じて、損害保険に関する各種情報を発信しています。
そんぽ学習ナビ
損害保険教育に携わる先生方が、教材等をすぐに閲覧・入手できるよう、2020年12月に教員支援サイト「そんぽ学習ナビ」を開設しました。
本サイトでは、損保協会の教育支援ツールや損害保険リテラシーに関する取組みを年齢別にまとめています。
リスクに備えるための損害保険について、オンラインでもわかりやすく学習できる教材等をご紹介しています。
講師派遣活動
消費者の皆さまに一般的な損害保険の仕組みや役割を理解していただくために、次のような各種講演会を全国で開催しています。
・一般消費者を対象とした各種講演会
・消費生活相談員の方を対象とした各種勉強会
・高校生や高校教諭、保護者等を対象とした講演会
・大学生、短期大学生を対象とした講演会
また、2020年には新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講演テーマのうち「交通事故とその責任」と「自転車を取り巻くリスクとその責任」を動画にして非対面でも講演を受講いただけるよう対応しています。
本動画教材は、講師を派遣して会場で集まって講演を行うことができない場合の代替としてオンデマンドで学習することができます。
▼【動画教材】自転車を取り巻くリスクとその責任(サマリー版)
https://youtu.be/iXPElN9jsXA
2020年度講師派遣実績:355回
〈主な内訳〉
・一般消費者等向け :34回
・消費生活相談員向け:9回
・大学生向け :225回
・高校生向け :52回
※オンライン形式での講演、新型コロナウイルス感染症の防止策の徹底等の対策を講じて実施
2021年度連続講座実施校:11大学
北海道大学、東北大学、一橋大学、
日本大学、金沢大学、名古屋大学、大阪大学、
広島大学、香川大学、九州大学、琉球大学
そんぽジャーナル
高校の家庭科および公民科の教員に対して、損害保険教育の必要性や授業を行う上で役立つ情報を提供するために、2021年2月に創刊した冊子です。
本誌は、金融経済教育や損害保険教育に関する有識者によるメッセージのほか、損保協会の教材を実際に活用いただいた教員の生の声や損害保険教育事業に関する各種案内等を掲載しています。
各種教育副教材の提供
・明るい未来へTRY!~リスクと備え~
高校生や大学生が「やってみたい!」と思っている事柄に潜むリスクと、そのリスクに備えるための損害保険について教員の方々が短時間でわかりやすい授業ができるよう、2020年3月に作成した教材です。
文部科学省が新学習指導要領で掲げる「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」を実現できるよう、生徒・学生同士でのグループワークや、損害保険に関するクイズに解答するなど主体的な学習などを行うことを想定した内容となっています。
生徒・学生が使用する「コア教材」(冊子・パワーポイント)、授業実践事例などを盛り込んだ「教員用手引書」を提供しています。
また、2021年3月には、新型コロナウルス感染症の影響や学校現場でのICT教育の普及を受けて、「コア教材」の内容を学習できる動画教材や授業を行う際の展開例を紹介する動画を公開しました。
公益財団法人消費者教育支援センターが実施している「消費者教育教材資料表彰2021」において、動画教材が優秀賞を受賞するなど、各方面から評価を得ています。
・リスク教育副教材、防災教育副教材
中学生、高校生向けに、1時限(約50分)で、身のまわりのリスク、自然災害への備えとして有効な手段や損害保険の役割・機能について教員自ら授業ができるように作成した教材です。
「生徒用ワークシート」と教員向けの「手引き」のほか、パワーポイント版も提供しています。
②地震保険広報活動
地震保険の理解促進および加入促進を図るためテレビ・新聞・ラジオ・インターネット等の広告、損保協会関係者によるテレビ番組出演等、マスメディアを通じた「地震保険広報活動」を1995年から実施しています。