損害保険会社の数
国内損害保険会社*1が 33社(日本法人として損害保険業免許を受けている外資系国内会社*2を含む)、外国損害保険会社*3が22社、あわせて55社の損害保険会社があります。(2023年7月1日現在)
また、損害保険会社で働く従業員(役員、一般社員、外務員および嘱託を含む)は、84,808名となっています。(2023年4月 1日現在。損保協会会員会社ベース)
*1 国内損害保険会社 日本法人として損害保険免許を受けている会社。
*2 外資系国内会社 外国資本が50%以上の国内損害保険会社。
*3 外国損害保険会社 支店または代理店形態等で日本に進出している海外の損害保険会社。
保険料
全保険種目合計の元受正味保険料*4(収入積立保険料を含む)は、火災保険の増収などにより、2021年度と2022年度に比べると3.0%増の9兆9,593億円、正味収入保険料*5は火災保険の増収などにより、3.6%増の9兆1,195億円となっています。(損保協会会員会社ベース)
*4 元受正味保険料 お客さま(保険契約者)との直接の保険契約に係る収入を表す。
「元受正味保険料」=「元受保険料」−「諸返戻金(満期返戻金を除く)」
*5 正味収入保険料 元受正味保険料に再保険に係る収支を加味し、収入積立保険料を控除したもの。
「正味収入保険料」=「元受正味保険料」+「受再正味保険料」−「出再正味保険料」−「収入積立保険料」
保険金
正味支払保険金*6は、2022年9月に発生した台風14・15号などに係る火災保険の支払いや、交通量の回復に伴う自動車保険の支払いの増加などにより、2021年度と2022年度を比べると、全種目合計で14.3%増の5兆3,830億円となっています。(損保協会会員会社ベース)
*6 正味支払保険金 支払った保険金から再保険により回収した再保険金を控除したもの。
「正味支払保険金」=「元受正味保険金」+「受再正味保険金」−「回収再保険金」
損害率・事業費率
損害率*7は、主に正味支払保険金の増加により、2021年度と2022年度を比べると5.6ポイント増の 64.9%となっています。(損保協会会員会社ベース)
事業費率*8は、、諸手数料及び集金費などが増加しましたが、分母となる正味収入保険料も大きく増加したため、前年度より0.3ポイント低下し 32.6%となっています。(損保協会会員会社ベース)
*7 損害率 保険料に対して保険金等がどのくらい支払われたかを示す指標。数値が高いほど保険料に占める保険金の支払割合が高いことを示す。
「損害率」=(「正味支払保険金」+「損害調査費」)÷「正味収入保険料」
*8 事業費率 保険料に対して保険募集や保険の維持管理のための費用をどの程度支出したかを示す指標。数値が低いほど経営効率が良いことを示す。
公開日または最終更新日:2024年9月20日 ※過去の公開記事につきましては、掲載データなどが古い可能性があります。